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緑道と公園

港北ニュータウンには、住民の声を多く取り入れた計画的な公園(上の地図上の「都筑中央公園」「早渕川親水広場」)や、元からあった地形を旨く使った緑道が多数あります。緑道は、元からあった地形を旨く使い公園や学校を繋げる役割を果たしています。
繋げる事に意味があるの?と思ったあなたは鋭い!!
そうです、繋げる事に意味があるのです!
では、つなげることの意味について解説を。
緑道や公園は、せせらぎを求める人や、非日常の世界であふれています。そんな中に、車が普通に走っている空間があったら少しがっかりしますよね?だから、公園を巡ったり通学するときには、緑道のみを歩いて自然を満喫できるようになっているのです。
さすがに、幹線道路などと交差する部分等は車を目にしてしまいますが、ここにも工夫がされていて、信号などを作るのではなく車道を跨ぐ歩道橋があったり、逆に、緑道を跨ぐ車道の橋があったりします。しかも、その橋も無機質な橋ではなく緑道にマッチするように作られています。
是非、都筑区に広がる公園や緑道を巡ってみてはいかがですか?
しかし、港北ニュータウンの目玉でもある緑道は同時に多くの問題も抱えています。
一番の問題は、緑道の周辺環境が大きく変わっていることです。実は、緑道といっても市が持っている土地は基本的に人が歩いている場所のみであり、緑道のメインである斜面緑地は企業や学校・住宅公団の持ち物なのです!
最初は、持ち主が管理をするということで上手くいっていたのですが、土地の持ち主が変わってきていることで、緑道の斜面緑地が削られて来てしまっているのです。一部では、緑道側に高い塀などが出来てしまっている場所もありました。
また、都筑区の緑道は総延長15Kmにも及ぶ日本最大規模のものですが、早渕川を挟んで南北に分断されてしまっているのです。
現在は、早渕川に桜並木を作って繋げる・つり橋を新たに架けて繋げる。などの案が出てきてはいますが、現実になるのは難しい状況です。
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